AWSのIoTフリートワイズというサービスを自動車メーカーに対して提供すると言ってる。
AWS曰く、
- 今日のコネクテッドカーはすでに車輪付きのデータセンターであり、それぞれが1時間あたりGBのデータを生成してる
- 自動車メーカーは、IoT FleetWiseサービスを使用して、クラウド内のデータをリアルタイムで管理できる
- インテリジェントフィルターにより、気象条件、場所、車種など関連データのみを選択できる
とのこと。
ここでも、メンテコスト、ランニングコスト、使い勝手などから、メーカの独自SoftからAWSのプラットフォーム活用という風に変わっていくのだろう。ますます独占化が進みそうだ。
そういえば、私の車もHonda InterNaviでデータがクラウドに上がっている。
見えないけど、加速度とかブレーキの踏み方とかそういうのも実は上がっているんだろうな。
自動車メーカがドライビングアシストのS/Wを改善していくのにも使えるだろう。
移動手段としての車はもっぱら自動運転が増えていくだろう。だって車を買う人はやはり所得の高い人だし、有料道路を走るのもやはり所得とは関係がある。
一方で、トラックとかは(おそらく)最新の機能(運転アシスト、データ取得、そこからのサービス)なんてなかなか普及しないかもしれない。トラックのアシスト機能やドライブ情報に基づくサービス=安全運転のためのサービス、などが浸透するとより安全な世の中になるんだろうな。
データがクラウドに入ると、自動車メーカーは、リモートの問題診断、大規模なリコールを防ぐためのフリートヘルス分析、自動運転や運転支援システムなどの高度な機能の改善など、次世代のアプリケーションにデータを使用できます。
FleetWiseのようなサービスを使用すると、自動車メーカーは関連データのみが転送され、有用な新機能を迅速に立ち上げることができるように管理できるようになります。